【コラム】運勢鑑定士 西敏央先生 “運のお話” 5月15日号

「運」と一言で表しても、捉え方や使い方はまさに人それぞれ。
でも決して生活や人生を束縛してしまうものではない…。
もっと気楽に上手に「運」を身近なものに感じる事が出来る、そんな「運のお話」です☆

『方位学というやつ ー吉方位とか凶方位だとかー』

主に移動の吉凶を占うのが方位学です。

自分が行く(どこへ行く?)。
向こうから来る(どこから来る?)。

そんなときに参考にすべき、
判断材料の1つとします。

誤解のないように予め確認しておくと。

方位が全てではないです。

それはあくまで、色々ある目安の中の1つです。

方位の吉凶だけを根拠に、
自分の未来を決めるのはリスクです。

例えば大切なお買い物のとき、
誰もが慎重になるものでしょう?

そこで、

★値段だけ
★デザインだけ
★世間の評判だけ

など、たった1つの理由により、
物の良し悪しや投資の是非を決めてしまうと、
失敗する恐れが大きくなります。

だから、誰もがその他の根拠も集め、
良く吟味してから決断します。

そこで役立つ、
その他の根拠であり、目安の中の1つが、
方位学という移動の吉凶鑑定方法です。

中には、有能かつ有名な専門家が、

『車を買うなら吉方位でなければならない』
『車を買うのに凶方位はいけない』

『吉方位へ旅行に行くと成功できる』
『凶方位へ旅行に行くと失敗してしまう』

『転居は絶対に吉方位で』
『凶方位への転居は絶対ダメ』

と叫ぶネット記事や書籍を、
目にすることもあるかもしれません。

(そういう意見の持ち主は少なくありません)

その考え方を間違いとは言いません。

というか、参考にすべき1つの目安である、
とご紹介するのが僕の役割です。

けれど。

それでもなお、方位だけを理由に、
車の購入や旅行や転居を決めるのは、
運を乱す恐れがあるのでお勧めできません。

方位“も”吉であるなら、それが吉。
方位“も”凶であるなら、それは凶。

これは何も、方位学に限った話ではないです。

運の世界には、九星学や運勢学、
地相や家相や手相や印相、
西洋系のあれこれや東洋系のどれそれなど、
多くの吉凶鑑定手段があります。

どれもが時代とともに形を変え、
洗練されながら人の安心に役立っています。

ただ、どれも、それだけを根拠にすると、
間違えてしまうことが多いです。

より正確に言うと。

確かに運勢学上は正解だったとしても、
それが人生において正解とは限らないです。

西洋占星術的には常識的な選択でも、
現実的な商取引上は非常識になる場合もあります。

それは、知識に誤りがあるのではなく、
運用の問題であり、使う側の誤解です。

これから先、方位の吉凶を、
目にしたり耳にしたりすること、
1度や2度はきっとあるはず。

そんなときは無視するでも耳を塞ぐでもなく、
是非、参考にしていただけたら嬉しいです。

ただし。

それだけを根拠に人生を決断しないで吉。

吉方位でもあるならば、進めば良い
凶方位でもあるならば、避ければ良い。

それでこそ、運が整います。

それでは☆

 

記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
記事執筆:有限会社西企画 代表取締役/運勢鑑定士 西 敏央 先生(にし としひさ)
掲載:編集部

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