日本人から見た “日本のイメージ” 9割以上「日本が好き」

〜 自国:日本の好きなところは? 日本人の特徴は? 〜

明日、2月11日は建国記念の日、“建国をしのび、国を愛する心を養う”ことを趣旨とし祝日に定められている。自分が住む日本という国をどう捉えているのか、全国20~59歳の男女1000名を対象に調査した結果が発表されているので紹介したい。

■調査結果

1、日本人の91%が “日本が好き”

日本を好きか嫌いかを、全国の20代~50代1,000名に聞いた結果、最多は「とても好き」で49%、次いで「まあまあ好き」が42%、91%が日本のことを好きだと回答。年代別にみると、「とても好き」「まあまあ好き」の合計が最も高かったのは50代で95%、次いで20代(92%)、40代(89%)、30代(87%)となった。

ベース:全体(n=1,000)

2、自国・日本の好きなところは?

日本のどんなところが好きかを聞いたところ、1位「治安が良い」77%、2位「四季がある」77%、3位「食(飲み物含む)」75%を上げる人が多い結果となった。

ベース:全体(n=1,000)/複数回答

年代別にみると、順位に変化があり、20代・30代の1位は「食(飲み物を含む)」、40代・50代の1位は「治安が良い」。また、「アニメ・漫画文化」「和装(着物・浴衣など)」は年代が若いほど好きだと答える比率が高い傾向にあり、「自然が豊か」「日本人の気質・人柄」「神社仏閣」「伝統のスポーツ(相撲・柔道など)」は、年代が高いほど好きだと答える比率が高い傾向となった。

ベース:全体(n=1,000)/複数回答

3、日本人が自己評価した“日本人のイメージ” 一番の特徴は「時間に正確」、好ましい特徴と好ましくない特徴は?

日本人の性格・国民気質としてあてはまる特徴を尋ねた。「あてはまる」の回答が多かった順に、1位「時間に正確」84%、2位「勤勉」84%、3位「仕事が丁寧」80%という結果に。

ベース:全体(n=1,000)/複数回答

また、自分が「日本人の性格・国民気質であると感じる」特徴について、好ましいと感じるか好ましくないと感じるかをについては、「好ましい」と感じられる割合が高い順に、「親切」「仕事が丁寧」「約束を守る」。一方で、「自己主張が下手」「集団行動を好む」については、半分以上が「好ましくない」と感じていることがわかった。

ベース:各項目で日本人の特徴としてあてはまると回答した人
ベース:各項目で日本人の特徴としてあてはまると回答した人

4、2020年の東京五輪開催までに改善したほうがいいと思うこと

外国人観光客の増加が見込まれる、2020年(東京五輪開催)に向け、日本で改善したり対策したりした方がいいと思うことについて尋ねた。その結果、1位は「日本人に英語が通じないケースが多いこと」71%となった。

ベース:全体(n=1,000)/複数回答

▼調査概要
調査主体 マクロミル
調査方法 インターネットリサーチ
調査地域 全国
調査対象 日本にお住いの、20歳~59歳の日本国籍である男女(マクロミル提携モニタ)
割付方法 平成27年国勢調査による、性別×年代×地域別の人口動態割付/合計1,000サンプル
調査期間 2017年1月23日(月)~1月25日(水)

日々変化する世界情勢や日本経済、自国だけに目を向けていれば良いという時代ではない。自国の誇りとは何かを再認識し、個としてまた国として現代、未来をどう立ち居振舞っていくべきかを考える時間をもってみてはいかがだろうか。
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記事:編集部

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