あたたかい陽気に誘われ、昼食後、散歩に出かけた。
編集部からあるいて1分、「知知夫国の総鎮守 秩父神社」へカメラ抱えて。
毎年、それはそれは見事な花を咲かせる枝垂れ桜の時期はもう少し先。
今日はそれがお目当てではなく、この時期に顔を見せてくれる桜の木の様子を見に、てくてくと。
「今年はどんな感じだろう」
と思い歩み寄る。
良かった。本年も素敵な花を咲かせてくれていた。

望遠レンズ越しに桜の花を覗いていると、そこには蜂が蜜を吸う姿があった。
自然はそれぞれの生命を譲り合って成立しているのだな、と感じた春の昼下がり。春夏秋冬の顔をはっきりと感じることのできる秩父は、日々私に様々なことを教えてくれる。
記事:編集長 佐藤秀光
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