【編集長コラム】古よりの応援魂息づく、『日輪の下に』

昨日、2017年4月26日(水)、埼玉県高校野球春季県大会(一般財団法人埼玉県高等学校野球連盟Webサイトへリンク)が始まり、39校の熱戦が幕を開けた。
そこでふと、2月の出来事を思い出したので、コラムを投稿したい。

遡ること、2017年2月、毎年行われている、埼玉県旧制中学六校の應援團、応援団、応援部、応援指導部の演技披露の場「日輪の下に」へお邪魔させていただいた際、記録した動画をご紹介したい。

應援團、応援団、応援部、応援指導部といえば、思い出すその言葉「押忍」。
この言葉を発すれば伝わる、その魂。今や気軽に聞くことができなくなった言葉だ。

この「押忍」という言葉にはある意味が込められている事をご存知だろうか。

実はこれは挨拶ではなく「精神論」なのだ。
口癖のように、挨拶や返事に「押忍」と入れる事で「自らを戒める」意図があるのだ。
少なくとも、私はそう思っている。

では、以下にその精神を記述する。

【押忍の精神】

耐え難きを耐え 忍び難きを忍び

押さば押せ 引かば押せ

これ即ち 自己滅却の精神也

我が道に 如何に険しき山あれど

踏みてぞ越えん 押忍の精神

強い精神力を保持し、自分(己)に勝つ。
故に、人を応援するに足る人格を形成する事が出来るということだ。

それでは各校の第一応援歌メドレー、そして今回の開催校である春日部高等学校演技・校歌と共に、今もなお弛まぬ自己研鑽を重ねる、六校應援團連盟の勇姿をご覧いただきたい。
そして、埼玉県高校野球春季県大会を戦い抜く、39校の野球部員、関係者並びに応援團員、団員、部員、生徒の活躍を応援していただければ幸いと考える。

第二十代目横浜高等学校應援指導部、旗手長兼統制部長の血が騒ぐ、毎年恒例のありがたい現場に感謝の意を持ってコラムを投稿(個人的見解も多分ですので、コラム投稿という理由もあります)。

記事:編集長 佐藤秀光

■第四十二回六校應援團連盟演技発表會
『閉会式 各校第一応援歌メドレー』

開催地:埼玉県立春日部高等学校

松山高等學校第一応援歌「空は晴れたり」
浦和高等学校応援歌「八重雲起る」
熊谷高等學校第一応援歌「勝利の伝統」
不動岡高等学校「第一応援歌」
川越高等學校第一応援歌「奮え友よ」
春日部高等学校第一応援歌「秩父の嶺」

演奏・春日部高等学校吹奏楽部

おまけ
各校下級生による「余興」

■春日部高等学校応援指導部
1、春高音頭
2、校歌

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