【コラム】運勢鑑定士 西敏央先生 “運のお話” 7月15日号

「運」と一言で表しても、捉え方や使い方はまさに人それぞれ。
でも決して生活や人生を束縛してしまうものではない…。
もっと気楽に上手に「運」を身近なものに感じる事が出来る、そんな「運のお話」です☆

その時その場ですぐに分かる吉凶はない

運の良し悪しというのは、
その場ですぐには、
判断できないことの方が多いです。

例えば。

★雨降って地固まる
★終わり良ければすべて良し
★人間万事塞翁が馬

などの昔からある言葉が示す通り、
意外に先の展開は読めないのが人生です。

一部のトラブルだけを切り取っても、
全体を見ない限り、
それが本当の意味で吉なのか凶なのかは、
決めてしまうことができません。

後になって振り返れば、
誰にでも判断することができます。

でも、今、すぐに、その場では、
嬉しいことが吉で、
辛いことが凶とは、
言い切れないから注意が必要です。

一方で。

弱り目に祟り目や、
泣きっ面に蜂など、
トラブルが連鎖することがあります。

それは、凶だと思って良さそうです。

悪いことが単発で発生するのではなく、
悪い流れの中で続くのは、
凶の典型例です。

ただし。

それだって、ある程度の経過を見てみないと、
分からないことでしょう。

1回目だけでは判断できません。

2回目や3回目を待ってこそ、

『あ、悪いことが続いているな』

と実感することができるはずです。

ここまでを踏まえて。

要するに運の吉凶とは、

『流れの中で把握する』

というのが通常です。

第一印象だけでは分かりません。

ある一部を切り取っただけでは見えてきません。

初めから終わりまで、
横軸に通して眺めることで、
より正しい吉凶を読み解くことができます。

何か自分にとって嬉しいことが起こったとき、

『今の時点で良くても、未来まで良いとは限らない』

と考えるのが、運を読むということです。

不都合な不具合が発生したとき、

『これだけで悪い未来が確定したわけじゃない』

と考えるのが、吉凶を見極めるということです。

運の流れを読み解き吉凶を判断するには、
ある程度の様子見が求められます。

それでは☆


記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
記事執筆:有限会社西企画 代表取締役/運勢鑑定士 西 敏央 先生(にし としひさ)
掲載:編集部

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