「運」と一言で表しても、捉え方や使い方はまさに人それぞれ。でも決して生活や人生を束縛してしまうものではない…。
もっと気楽に上手に「運」を身近なものに感じる事が出来る、そんな「運のお話」です☆
『吉方位のおかげで得すること』
『吉方位のメリットは?』
『方位でこれまで得したことはある?』
『吉方位の効能はいつ頃出てくるの?』
そんなご質問をいただくことがあります。
正直なところ、凶方位の苦い思い出ならば、
いくつかすぐに思い出せるのですが、
(病気や事故など)
『吉方位に行ったことによる具体的なメリット』
は、実はこれといった手応えがありません。
もちろん、旅行先での面白い出会いや、
吉方位転居での楽しい思い出はあります。
けれど、
『吉方位へ行ったら、○年後に、こんな凄いラッキーがあった!』
みたいな美味しい成功体験は、
ゼロと言っても良いくらいです。
方位学をご紹介する立場にありながら、
そのメリットを明確に伝えられないのは、
申し訳ない限りです。
ちなみに。
書店へ行けば、またはネット検索をすれば、
宝くじが当たるとか、出世成功するとか、
結婚できるだとか色々な話は見つけられるでしょう。
けれど、それって何というか、
個人的にあまり好きではなくて、
真に受け期待したことは一度もありません。
上手く言えないのですが、
僕にとっての吉方位との向き合い方って、
もっと曖昧でライトなものです。
藁をもすがるような、切羽詰まった欲求は皆無です。
振り返ってみると、物心付く前から、
毎年のように継続的に吉方位へ出かけていると、
自分の身に起こるどの出来事が、
どのお出かけに紐づいているのか、
自覚できなくなってしまうのかもしれません。
本来、過去の吉方位履歴を、
もっとしっかり管理すべきなのでしょうが、
そちらに注ぐエネルギーは全て、
未来の吉方位旅行計画の立案に使ってしまっています。
なぜならば。
『これまでに行った得』
よりも、
『これから行く楽しみ』
こそが、自分の原動力になるからです。
僕にとっての吉方位のメリットとは、
費用対効果ではなく、
モチベーションやきっかけです。
吉方位があるから、目指せる未来があります。
吉方位でもなければ、行けない未来があります。
僕が語ることができるのは、
過去、どれだけの嬉しさがあったかではなく、
これから未来に、どれだけの嬉しさが待っているかです。
吉方位旅行でも、吉方位転居でも、
基本的にその考え方は同じです。
どうだったかの検証より、
どうするかの計画の方が、大事。
そして、吉を取った履歴は、
その都度、更新されて忘れちゃう。
で、忘れた頃にやってくる、
自分でも自覚できないような幸運と良縁、
それが吉方位の効能なのだろうと考えます。
本当に、一生懸命、吉方位を目指す方には、
残念な話に聞こえてしまうのでしょうが、
僕にとっての吉方位とは、
上記だけでも十分に、魅力的です。
それでは☆
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
記事執筆:有限会社西企画 代表取締役/運勢鑑定士 西 敏央 先生(にし としひさ)
掲載:編集部
コメントを残す