秩父神社境内をキャンバスにして花のウエルカムカーペットが出現<5月1日〜5月6日>

〜 「東京インフィオラータ2019」創作者を募集 〜

一般社団法人花絵文化協会は、第3回となる「東京インフィオラータ2019」を開催する。
桜の花の咲く頃から新緑の季節にかけ、東京には世界中から多くの観光客が花見に訪れるが、そのような観光スポットだけではない東京の街々を訪れてもらうことを目的に、同協会は3月から5月にかけ、東京(近郊)をキャンバスに見立て、市民の手づくりによる花のウエルカムカーペットを都内近郊各所で創作し、国内外の観光客等へ楽しんでもらうという企画だ。

東京インフィオラータ(2018年 東京オペラシティ会場)

東京インフィオラータは、昨年、東京ガーデンテラス紀尾井町を皮切りに、都内30会場において開催され、約2万人が参加、50枚のウエルカムカーペットを創作した。
第3回となる今年はさらに規模を拡大し、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・茨城)50ヵ所を超える会場で開催予定、秩父の地でも秩父神社がその会場となる。参加地域・会場ごとに地域住民(居住者・就業者・学生等)参加による花のウエルカムカーペットを創作するという。1会場2~5日間の開催とし、期間中各所で順次開催となる。
秩父神社は5月1日から5月6日の開催、同時期開催中の「芝桜まつり」にあわせての開催となるようだ。
花絵創作指導者の指導のもと、参加市民がひとつのチームとなり、大きな花のアート作品を創り上げる市民アートの企画だ。募集定員は30名とのこと、興味のある方は専用フォームから応募してみてはいかがだろうか。

東京インフィオラータ(2018年 八丈島会場)

開催概要と募集情報は下記のとおり

開催概要

■開催名称:東京インフィオラータ2019(ホームページ:https://www.tokyo-infiorata.com

■開催期間:2019年3月16日(土)~6月2日(日)

■開催会場:首都圏50会場を予定(東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木)

・Flowers by NAKED(日本橋三井ホール) 1月29日(火)~3月3日(日)※プレイベント会場
     
・東京ガーデンテラス紀尾井町(1) 3月16日(土)~3月20日(水)※オープニングセレモニー会場(3月16日 17時予定)

・秩父神社(秩父市)5月1日(水)~5月6日(月) (創作日:5月1日/募集30名/制作時間は9:00~16:00を予定)

・他会場はホームページ参照

■開催内容:参加地域・会場ごとに地域住民(居住者・就業者・学生等)参加による花のウエルカムカーペットを創作します。1会場2~5日間の開催とし、期間中都内各所で順次開催します。
花絵創作指導者の指導のもと、参加する市民がひとつのチームとなり、大きな花のアート作品を創り上げる市民アートです。

■総合監修:藤川靖彦(花絵師/エフェメラルアート国際連盟理事)

■主催:一般社団法人花絵文化協会

■後援:東京都/観光庁/千代田区/千代田区観光協会/イタリア大使館(予定)※beyond2020公式プログラム

花絵制作者 & 花絵サポーターズ大募集!

東京インフィオラータ2019では、各会場で一緒に花絵を創る花絵制作者と、東京インフィオラータ2019の制作をサポートするスタッフとしてお手伝いいただけるボランティア「花絵サポーターズ」を募集いたします。東京インフィオラータ2019オフィシャルサイトよりお申込みいただけます。

東京インフィオラータ(2018年KITTE会場)

<花絵制作者>
各会場にて一緒に花絵を創る花絵制作者。
■応募資格: 小学生以上の男女
       ※小学校2年生以下の方は、保護者同伴でご参加ください。
       ※初めての方でも大丈夫です。
■応募期間: 2019年2月22日(金)~
■応募会場: 会場ごとに募集人数が異なります。
       ご希望の会場を選択しお申し込みください。
■応募先 : https://www.tokyo-infiorata.com/

花むしり(ペタリング)

<花絵サポーターズ>
東京インフィオラータ2019の制作をサポートするスタッフとしてお手伝いいただけるボランティア。
■募集人数: 100名
■募集内容: ・事前準備(花むしり)
       ・運営スタッフ補助
       ・花絵のメンテナンス作業
■応募資格: 高校生以上の男女
■募集日時: 2019年3月上旬~6月初旬
       ※交通費として1日1,000円を支給します。
■応募先 : https://www.tokyo-infiorata.com/

■インフィオラータとは?

イタリア・ジェンツァーノ市のインフィオラータ

インフィオラータは、イエス・キリストの復活祭から60日後の最初の木曜日に行われる「聖体祭」を記念して行われるイベント。
この日の前後は、市民が教会までの道のりを花や種等で宗教画を描き、その上を司教達が行進してお祝いをします。
「神に捧げる芸術」とも呼ばれ、イタリアやスペインを中心に世界各国で盛大に行われています。
起源は13世紀、通りを行く司教達を市民が花のシャワーで祝ったことが始まりと言われています。
約400年前、サンピエトロ寺院で花絵と進化、それが芸術へと昇華し、世界中の花絵師達が腕を競い合っています。
今ではインフィオラータの国際連盟も組織化され、2006年より2年に1度、世界大会が開催されています。
インフィオラータの最大の特徴は、花絵はすべて市民の手で創られるということです。そして数時間、数日後には司教達の行進により崩されてしまいます。そのためエフェメラル・アート=儚い命のアートとも呼ばれ、その瞬間の美しさを求め、会場には多くの観光客が訪れます。

東京インフィオラータ(2018年の様子)
2018年3月21日~5月27日、首都圏30会場にて開催。約2万人の一般参加者と共に50枚の花絵が創られました。

東京インフィオラータ(2018年 メットライフドーム会場)
東京インフィオラータ(2018年 日比谷公園会場)


元々の発祥は、イエス・キリストに通ずるイタリアのイベントとのことだが、日本でのその活動は華やかに会場を花絵で飾るイベントへと派生したようだ。この度の秩父神社でのコラボレーション企画というのは宗教を交えないユニークな取り組みだ。この期間の秩父神社参拝は華やかさが増す境内となりそうだ。

記事:編集部

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