日本製粉株式会社(代表取締役社長 近藤雅之 以下、日本製粉)は、本日、輸入小麦の政府売渡価格が、2017年4月1日(土)から改定されたことに伴い、業務用小麦粉の価格改定を、特約店に対し下記の通り発表した。
1、価格改定額
・業務用強力系小麦粉:155円/25kg当り 値上げ
・業務用中力系・薄力系小麦粉:45円/25kg当り 値下げ
・業務用国内産小麦100%小麦粉:70円/25kg当り 値上げ
注)上記価格改定額には消費税は含まれず
2. 価格改定実施時期
2017年6月26日(月)出荷分より
農林水産省調査によると、近年では国産小麦のニーズは高まれど、約9割を輸入に依存しているという。
2007年4月「年間固定価格で売り渡される標準売渡価格制度の廃止」に伴い、新たに「国際相場の変動に対応できる相場連動制の導入」がなされた。簡潔に述べると、過去の一定期間における政府買入価格の平均値に年間固定のマークアップ(売買差益)を加える仕組みとなっている。
それにより、年間固定であった小麦の売渡価格は、年2回改定されるとともに、小麦の国際相場や為替相場等の影響が自動的に小麦の売渡価格に反映されるようになった。
記事:編集部
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