安震 震度7に対応する『床に穴をあけない全く新しい地震対策製品』を開発

株式会社安震(本社:愛知県岡崎市、代表取締役社長:杉田規久男 以下、安震)は、床に穴をあけずに簡単に施工・取外しができ、震度7の地震に対応する、工場機械・設備やロッカー、スチールラック等の地震対策を可能にする製品を開発した。

工場機械・設備、ロッカー、スチールラック等の地震対策は、現状、アンカーボルト固定、いわゆる耐震が主流とのこと。しかし、アンカーボルト固定は、施工で床に穴をあける必要があり、工場機械等の移設が多い場所では、移設のたびに床に穴が増え、それが床全体の劣化に繋がる問題点を残す。また、昨年発生した熊本地震では、機械を固定していたアンカーボルトが吹き飛ぶ被害も報告されてることから、本地震対策は、「免震」の技術で地震から、大切な工場機械、設備、ロッカー、スチールラック等を守る地震対策となる。

概要は、設備についている既存の脚を、本地震対策専用の治具(特許取得済み)に交換、その裏面に安震開発の特殊ゴム(特許取得済み)を貼り付け、専用接着剤にて床面に固定して完了とのこと。

安震開発の特殊ゴムが、縦揺れ、横揺れに対応、震度7の地震に対応。専用接着剤は動く接着剤で、しかも、取外しはカッター等で切れ目を入れるだけだとか。安震開発の特殊ゴムは、工場機械、設備等に対応できるよう、耐荷重は1枚で約600㎏、耐熱温度は-20から+80℃と、他の素材と比較して、その性能は群を抜いているという。

■試験内容 結果
①耐荷重 一般的なゲルザイの10倍程  ※上記写真の製品で600㎏(φ60mm)
②接着強度 一般的なゲル製品と同等の数値であるが、本製品はゲルのみの仕様ではなく、専用接着剤併用の為、一般的なゲル製品の15倍から20倍の強度を有す。
③耐熱温度 -20℃から+80℃
④絶縁性試験 本製品は絶縁性を有す。(体積抵抗率試験(JIS K6911))
⑤対応震度 震度7
⑥オフガス(VOC)分析試験 本製品からの、揮発性有害物質の発生はない。
⑦RoHS指令適合 RoHS指令、特定有害物質を含まない。
⑧燃焼性試験 本試験において本製品は不燃性を示す。
⑨耐薬品性試験 本製品(ゲル)は、専用接着剤によって封止されることにより、薬品の汚染はない。

また、様々なタイプの設備に対応できるよう、数種類の専用治具を用意しているとのことだ。現在、大手製造メーカー等に導入、好評得ているという。

構造、性能、導入事例等、詳しくは、こちらをご覧いただきたい。

専用治具+弊社開発の特殊ゴム+専用接着剤で構成される本地震対策は、設置までで1脚4,800円(税別)とのこと。
地震は不測の事態であるが、備えがない状態で被害を受けた場合、様々な予想を超える被害が想定される。

地震対策の一つとして検討してみてはいかがだろうか。

記事:編集部

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