〜軽ワゴンとSUVが融合した新ジャンルの車として〜
スズキ株式会社(以下、スズキ)は、軽乗用車ハスラーのデザインである「軽ワゴンとSUVが融合した新ジャンルの車の意匠」で、公益社団法人 発明協会 より平成29年度『全国発明表彰 発明賞』を受賞した。
『全国発明表彰』は、公益社団法人 発明協会が主催し、科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、多大な功績を挙げた発明、考案、又は意匠、あるいは、その優秀性から今後大きな功績を挙げることが期待される発明等を表彰するものである。
スズキの受賞は20年ぶり3回目。6月12日にホテルオークラ東京において表彰式が行われる。
今回受賞した理由は、2014年に発売したハスラーのデザインが
「広く一般に利用されて、生活文化の向上に大きく寄与し、さらに形状、機能等の構成要素が極めて優れ、新しい意匠の潮流を形成している」
として評価されたという。
スズキは、
「ハスラーは“アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー”」をコンセプトに開発した全く新しいジャンルの軽乗用車で、SUVテイストあふれる個性的なデザイン等で好評を得ている」
とのことで、発売開始から累計で約32万台の販売実績(2017年4月時点)となっている。
■受賞内容
「軽ワゴンとSUVが融合した新ジャンルの車の意匠」
■受賞者
スズキ株式会社
四輪デザイン部 四輪造形課 高山興人(たかやま おきと)氏
四輪デザイン部 欧州デザイン分室 長田和洋(おさだ かずひろ)氏
元 デザイン部 先行デザイン課 蒲原充 (かまはら まこと)氏
秩父地域の細道や山越えなどの地域特性にマッチした軽クロスオーバーでありながら、デザインも好まれ、秩父地域でもユーザーが多いハスラーのこのたびの受賞は頷ける実績といえるだろう。
記事:編集部
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