本日より小暑の末候、七十二候で「鷹乃学習(たかすなわちわざをならう)」に入ります。
5月〜6月にかけて孵化した鷹のヒナたちが、飛び方を覚え巣立ちの準備をする時季という意味です。
鷹は群れを作る動物ではなく、巣立ったら「独り」で生きていくのだそうですが、そのためには独りで獲物を捕ることができるようにならなければなりません。
すなわちヒナたちが”飛び方を覚える”というのは、”獲物の捕り方を覚える”ことであり、結果”巣立ち(独りで生きていく)”に繋がるのですね。
ヒナたちがこの術を親から習う期間は40日間ほどで、8月から9月には、ヒナたちは完全に親から離れ、巣立っていくのだそうです。
鷹がどれくらいの感情を持っているのかわかりませんが、巣から颯爽と飛び立っていく子どもを見送る親鷹は、人と一緒で嬉しさと寂しさでいっぱいなのかなぁ…なんて想像してしまいます(*^^*)
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部
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