本日5月6日は「鑑真忌」。
日本で日本律宗を開き、奈良に唐招提寺を創建したのが759年、その4年後の763年の本日、その唐招提寺にて西に向かって座禅をしたまま息を引き取ったと言われています。
鑑真は唐の僧でしたが、当時の唐は国民の出国を禁じていたことや、船での長旅があまりにも大変であったことなどから、鑑真が渡日することはそれはそれは容易ではなく、11年という年月の中、5度の失敗を経て、ようやく6度目の航行で渡日することができたのだそうです。
もし、鑑真が途中であきらめて渡日をしていなかったら・・・
今の日本の中での宗教の位置づけや捉え方が、まったく違うものになっていたかもしれませんね。
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部
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