〜行きたいお店は1位「高級和食・割烹」、2位「フランス料理」、3位「寿司」〜
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:久保征一郎/以下、ぐるなび)は、5月14日(日)の母の日に先駆けて、母の日に関する意識調査を行った。
母の日に家事から解放されたいお母さんは約8割
解放されたい家事1位は【食事の支度】
2016年の総務省「明日への統計2016」の発表によると、働く女性が年々増加傾向で直近では2754万人と1年で25万人も増えていることがわかる。
そんな中、2011年発表の総務省「社会生活基本調査結果」によると、男性の家事労働時間は週全体で約1時間で、他国と比べても12か国中ワースト2位と極めて短いため、家事は女性中心であることが現状。
そのような背景もあり、母の日には家事から解放されたいと回答したお母さんは約8割にも及んだ。
主に解放されたい家事の内容は「食事の支度」がトップで、次いで「掃除」「洗濯」という結果に。
母の日の発祥であるアメリカでは、母の日は子供からお母さんへだけではなく、夫から妻へ感謝を伝える日でもあり、朝はベッドに朝食を運び、夜は外食なのだそうだ。
実はお母さんが本当に望んでいる母の日ギフト1位は【外食】
母の日に食事の支度から解放されたいと考えるお母さんたちは、祝う(贈る)側の77%がプレゼントをあげる予定であるのに対し、実は「プレゼント」よりも「外食」の方が嬉しいということが表れた。
さらに、「外食」と回答した方になぜかを聞いてみると、「美味しいものを食べたい」を筆頭に、「普段自分では作らない料理を味わいたい」「非日常の気分を味わいたい」と続くことから、年に一度の母の日には、日常では味わえない特別な体験をしたいと願うお母さんが多いことがわかった。
母の日の外食で行きたいのは、普段はあまり行かないお店
【高級和食・割烹】【フランス料理】【寿司】がトップ 普段お母さんがよく行くのは回転寿司なのに対し、母の日に行きたい飲食店のジャンルは「高級和食・割烹」、「フランス料理」、「寿司」と続き、贅沢を味わいたいお母さんが多いことがわかった。
同じく、祝う(贈る)側が行きたいお店のトップも「高級和食・割烹」であることから、母の日を機に自分も一緒に贅沢を味わいたいと思っている人が多いことがわかった。
母の日に一緒に外食をしたい理想の母親イメージは吉永小百合さんや山口百恵さん
母の日に一緒に外食をしたい理想の母親イメージとして20代では「松嶋菜々子さん」がトップとなったが、30代以降の世代で最も支持が高かったのは「吉永小百合さん」で、全体でもトップに。
ランキング外では、「自分のお母さん以外に理想はない」という母親想いの回答も見られた。
また、お母さんが考える「母の日に一緒に外食をしたい理想の母親」でも1位は「吉永小百合さん」、2位は「山口百恵さん」、ランキング外だが、6位には「マツコ・デラックスさん」も入った。
ぐるなびデータから見る飲食店の母の日施策の推移
ぐるなびのデータによると、母の日限定のメニューやコースを扱う飲食店の数は、今年が過去3年で最も高く、昨年の約1.4倍の推移となった。
このことから母の日の外食機会を期待する飲食店が増えているといえる。
食事を楽しむだけではなく「似顔絵プレゼント」、「カーネーションプレゼント」、「デザートプレートプレゼント」などのプラスアルファのサービスをつけた母の日限定メニューを用意している店などもある。
■調査実施概要
調査期間:2017年4月20日(木)~24日(月)
調査方法:WEBアンケート
回答者:20~60代のぐるなび会員1788人
先に紹介した「贈る側の考え」と今回紹介した「世のお母さんの希望」は、アンケート結果から分析するに、異なるものだということが分かった。感謝の気持ちの表現の仕方や希望する内容はそれぞれだと思うが、これも一つの参考として、4日後の母の日の過ごし方を今年は考えてみるのも良いのではないだろうか。
記事:編集部
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