【調査】「休暇タイプ」の好みに関する調査 6割が「リラックスできる休暇」を希望

〜日本:家族に小さい子供がいるか否かで傾向に違い〜

GfKは、世界17カ国の22,000名のインターネットユーザーに対し、休暇タイプについての調査を実施。
「のんびりリラックスできる休暇」と「様々な事をしたり見たりする活動的な休暇」のどちらを好むか等を尋ね、結果を以下のように発表した。

「リラックスできる休暇」を好む人が6割で「活動的な休暇を」好む人より多い
グローバル(17カ国計)では59%が「リラックスできる休暇」を好むと回答し、「活動的な休暇」(35%)より多いことが明らかになった。
また、「どちらか分からない」とした人は6%にとどまった。

「リラックスできる休暇」を好む傾向が強い国は、ブラジル、韓国、日本
国別にみると、全ての調査国で「リラックスできる休暇」を好む人は「活動的な休暇」を好む人より多いという結果になった。
ただし、「リラックスできる休暇」を好む度合いは国によって異なり、この割合が高かった上位3カ国は、ブラジル(71%)、韓国(66%)、日本(66%)となった。

なお、「活動的な休暇」を好む割合が高かった上位3カ国は、イタリア(45%)、フランス(44%)、スペイン(43%)となった。

日本:家族状況で傾向に違い
「リラックスできる休暇」を好む割合が66%とグローバルの中でも高かった日本だが、家族に小さい子供がいるか否かで傾向に違いが見られた。
5歳以下の子供を持つ人では、「リラックスできる休暇」を好むとした割合は57%にとどまり、「活動的な休暇」を好む割合が40%に上昇
なお、子供の年齢が上がるにつれ、「活動的な休暇」を好む割合は低下し、子供中心の休暇を考える人が少なくなることが示された。

【調査概要】
・調査国: 世界17カ国( アルゼンチン、オーストラリア、 ベルギー、ブラジル、 カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ロシア、韓国、スペイン、イギリス、アメリカ合衆国)
・調査対象: 15歳以上の消費者22,000人
・調査方法: インターネット調査(各国のオンライン人口の構成比にあわせてウェイトバック集計を実施)
・調査時期: 2016年夏

・本調査に関する17カ国の詳細情報(原文:英字)はこちらから。


ゴールデンウィークは始まったばかり。
この連休中、「リラックスできる休暇」を自身が望んでいても、「活動的」な休暇を周囲から求められ、差を埋められない方も多いことだろう。
この調査結果を参照にすれば、「リラックスできる休暇」をとりたいと思っている同意者は日本にも多くいるのだ、と勇気付けられるかもしれない。
自分だけではどうにもならないことも多いだろうが、活動的な休暇の中にもリラックスできる時間をとれるよう、自身で心がける必要がありそうだ。
休暇の疲れをそのまま残しては、休暇の意味はないのだから…

記事:編集部

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