本日は七十二候で「霜止出苗(しもやみてなえいずる)」です。
二十四節気の「穀雨(こくう)」の次候にあたります。
”霜が降りるのが終わり、稲の苗がすくすくと成長する頃”を表しているそうで、霜止出苗の候を迎えると、稲作をする農家の人たちは田植えの準備に取り掛かります。
また「田植えをする女性」のことを「早乙女(さおとめ)」と呼び、地方によって違うそうですが、紺色の絣の着物に赤いたすきをかけ、白い手ぬぐいに菅笠(すげがさ)という格好が一般的な早乙女の格好だったそうです。
昔はそんな出で立ちの早乙女たちが並び、きれいな若緑色の苗が植えられていく田んぼはとても鮮やかできれいだったそうです。
機械が発達した今、そのような風景は「御田植祭」という神事でしか観ることができなくなっているそうですが、本日は全てを手作業で一生懸命作ってくださっていたことに想いを馳せながら、おいしくご飯を戴きたいものですね(*^^*)
記事提供:開運⭐︎こよみ屋総本舗
掲載:編集部
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