秩父地域特産品の海外販路拡大事業、未来の展開も目が離せない

平成30年2月23日、秩父地域特産品の海外販路拡大事業の第三弾として、米国カリフォルニア州サラトガ市にて、箱根ガーデンにて秩父ナイトが開催されたのは記憶に新しい。この事業を一言で表すと『秩父の食材は国境を越えて、世界の愛される食材として旅を始めた』といっても過言ではないだろう。

ここで、第三弾に至る経緯を説明したい。

一年目(平成28年2月)はシリコンバレー(クパチーノ市)の日系スーパー「マルカイ」にて秩父フェアを実施、秩父地域の特産品を米国消費者に対して、試食販売を行い、米国でのニーズを収集することに始まる。第二弾となる二年目(平成29年2月)、一年目で収集した「米国でのニーズ」という情報を元に取り揃えた商品群を、日系スーパー「マルカイ」(クパチーノ市)に持込み、秩父フェアを再度実施した。また、その実績を携え、バイヤーとの直接商談を行い本採用を獲得、平成29年11月よりカリフォルニア州日系スーパー「マルカイ」の5店舗に、いよいよ秩父の商品が常設商品として並び始めることなった。

 

その本気度を伺わせる活動を経て、第三弾として「秩父ナイト」と称し、カリフォルニア州サラトガ市の箱根ガーデンにて、盛大なレセプションを開催した。このレセプションの目的は『秩父地域の特産品の輸出促進と秩父地域PRおよびインバウンド促進』である。

 

そのレセプションでは、第1回埼玉県S級グルメ認定、秩父の坪内シェフ(レストランサルベージ オーナーシェフ)に同行を依頼し、米国の食材を秩父地域の特産品(味噌・醤油等の調味料)と掛け合わせた、日本と米国の食材のコラボレーションオリジナル料理を振る舞った。

 

また、その料理と共に秩父の地酒(日本酒)や和菓子等も提供し、存分に秩父を味わってもらる工夫を凝らした。その場には、食品関連のバイヤー、日系企業の経営者や駐在員、米系企業の面々、秩父市と姉妹都市関係にあるアンチオック市市長そして各国の領事館関係者など、約60名が参加したとのことで、目的を大きく達成、関係者に対し「秩父」というふた文字を宣伝することに成功した。

 

このような数年を掛けて着実に実績を積み上げてきた『秩父地域特産品の海外販路拡大事業』は、本年(平成30年)、また新たなステップへと確実な一歩を踏み出す。その内容とは、秩父地域で海外に販路を求める商品を公募し、日系スーパー「マルカイ」クパチーノ店にて新たなプロモーションを実施するとともに、米国カリフォルニア州日系4大商社に対して、直接的にプレゼンテーションを展開するとのことだ。第一弾から第三弾までの積極的活動から得た知見は、第四弾となる本年の取り組みも、必ずや成功に導くことになるだろう。

待つのではなく、自ら打って出るその積極的な事業推進の姿勢に、秩父の未来を感じずにはいられない。『秩父の食材は国境を越えて、世界の愛される食材として旅を始めた』その旅路を心躍らせながら見守って行きたい。

記事:編集長 佐藤秀光

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