本日2月8日は「事始め」の日。
年神様を迎えるための正月行事が終わり、日常の生活である農作業を始める日という意味です。
”こんな寒いうちから??”と思ってしまいますが、旧暦でのことでしたので新暦にすると3月頃にあたりますので、なるほど!ですよね(^^)
本日は人間の事始めですが、神様(神事)の事始めは12月8日です。
この12月8日と2月8日を「事の八日(ことのようか)」と呼ぶのですが、この日に1年間お世話になった道具を片付けて供養するという風習があり、道具の供養を代表する行事が「針供養」だそうです。
地域によって12月と2月のどちらかに行うようですが、東日本は本日が一般的なのだとか。
昔はミシンなんてもちろんありませんので、着物を縫う針はとても大切な道具でした。
その針の労をねぎらい、裁縫上達を祈るお祭りとして江戸時代に始まったと言われています。
1年間活躍してくれた古い針や折れた針を、感謝の気持ちを込めて豆腐やこんにゃくなどやわらかいものに刺して休ませて神様に納めるというのが一般的な供養の仕方だそうです。
残念ながら仲居は、自分で針供養を行った事は一度もありませんし、供養をしているところを拝見したこともありません。
そもそも針を手にする事が年に何回あるかしら??というレベルです(^^;)
ちょっと意味が違ってしまいますが、本日の「事始め」を機に針を使う事をもっと増やして、来年の本日にその針の供養ができるくらいになりたいなぁ・・なんて思う本日でした(*^^*)
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部
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