新たな年に入り、伝統文化が息づく秩父地域にめでたいニュースが飛び込んできた。
文化審議会は、1月19日(金)に開催された同審議会文化財分科会の審議・議決を経て、『秩父吉田の龍勢』を重要無形民俗文化財として指定することを文部科学大臣に答申した
と文化庁より発表があった。
『秩父吉田の龍勢』(以下、『龍勢』)が国指定まで目前となったということだ。
正式な決定はこれからとなるが、審議会からの答申後、指定されなかったケースはこれまで発生していない、とのことから、『龍勢』も国指定となることは濃厚だ。3月頃には交付が行われる見通しだという。
この指定にあたっては、長きにわたり龍勢総合調査委員会の委員、調査員が龍勢保存会や各龍勢製造流派へ調査を行い、調査報告書をまとめ提出をした他、龍勢に関わる大勢の方々の協力と苦労があったと聞く。
また、国内では初の打上げ式煙火の指定となる。
今年の『龍勢』が今から楽しみだ。
*平成29年度の『龍勢』の様子はこちらから
記事:編集部
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