学校法人飛騨学園(以下、飛騨学園)、株式会社NTTドコモ東海支社(以下、ドコモ)、株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(以下、リクルート)は、本日2017年4月13日より、高山西高等学校(以下、高山西高校)にてタブレット端末とオンライン授業を活用した学力向上支援を開始する。
これまで飛騨学園が運営する高山西高校は、通常の授業とは別に、更なる学力向上を図るため、生徒が教室に集まってオンライン講座を受講する補習授業を実施していた。
今回の取り組みは、高山西高校の生徒へ、リクルートの提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」に用途を限定されたタブレット端末を配布、ドコモの高速ネットワークLTEの通信を利用することで、学校内だけでなく帰宅後の自宅等でも質の高い補習授業を受けることが可能となり、場所や時間を選ばない学習環境の提供を通じて、生徒の更なる学力向上を目指すものであるとのこと。
高山西高校の教師約30名にもタブレット端末を配布。教師はオンライン講座で生徒が学習した補習内容を踏まえた授業の進行が可能となり、生徒は補習内容について教師に質問が可能となるため、教師の授業とタブレット端末の補習授業の相乗効果が期待される。更に教師からは生徒の学力向上のための効果的且つ効率的なタブレット端末の活用方法の意見収集を随時行い、今後の更なるタブレット端末の活用方法の検討に繋げていくとのことだ。
今後の展開として、学び直しから難関大学進学まで、幅広く生徒の学習ニーズに応えていけるように、全校生徒へのタブレット端末配布拡大を検討する。また、リクルートの提供するオンライン学習サービス「スタディサプリ」に用途を限定されたタブレット端末から、授業においてインターネットを利用した検索学習やアクティブ・ラーニングへの活用、他校との授業交流、教師からの課題配信や保護者への連絡等、幅広い活用を模索していきたいと考えているとのことだ。
■高山西高校におけるタブレット端末を活用した学習支援概要
・対象:1~3年生の生徒約230名、教師約30名
・開始時期:2017年4月13日(木)
・実施内容・利用イメージ
1、オンライン学習サービス「スタディサプリ」がインストールされたタブレット端末を配布
2、校内ではWi-Fi、自宅等の校外ではドコモのネットワーク、もしくはWi-Fiで通信を実施しオンライン講座による補習を受講
3、教師はオンライン講座で生徒が学習した補習内容を踏まえて授業を進行することが可能、生徒は補習内容を教師に確認することが可能
今後も飛騨学園とドコモとリクルートマーケティングパートナーズは、ICTを活用した教育・学習支援を通じて、教育現場における新たな価値の創出と課題解決に取り組んでいくとのことで、運用をすることにより更に進化させる目的もあり、学校側だけではなく、企業側も相乗効果のある取り組みとしている。
記事:編集部
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