本日11月13日は「うるしの日」☆
平安時代、文徳天皇の第一皇子である惟喬親王(これたかしんのう)が、京都・嵐山の法輪寺に参籠し、本尊虚空菩薩より漆の製法と漆塗りの技法を伝授され日本中に広めたという伝説があるそうなのですが、この参籠満願の日が11月13日と言われていることから制定されました。
”日本の伝統文化である漆の美しさを、今一度見直して日本の心を呼び起こす”という目的もあるそうです。
「漆(うるし)」という言葉は「麗し(うるわし)」「潤し(うるおし)」が語源とも言われているそうですが、漆器の光沢や綺麗なツヤが「いと、うるわし」と思われていたことが「漆(うるし)」になったという説もあるのですって。
そして、英和辞典で「japan」を引くと、”漆” “漆器”という意味があることをご存知ですか?
磁器を「china」というのは聞いたことがあるかと思いますが、それに対して漆器は「japan」。
いかに漆器が日本を代表する伝統工芸であるかということがわかりますね(^^)
高級品ということもあって、なかなか身近な存在として普段使いができるものではないですが、こうした古くから受け継がれている日本の伝統文化は大切にしていきたいものです(*^^*)
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部
コメントを残す