昨日で二十四節気の「秋分」が終わり、本日より「寒露」に入ります。
同時に暦の上で10月になりました。
「寒露」と字だけを見ると、なんだか冬を連想してしまいますよね(^^)
実際には日中は空気が澄んだ秋晴れの過ごしやすい日々が続くようになりますが、朝晩の冷え込みが強くなる頃です。
また、”露”という字が使われているように、晩秋から初冬にかけて草花につく露を寒露とも言うようです。
1日の中での気温差が大きくなるこの時期、体調管理には気をつけたいですね!
そして同時に七十二候は「鴻雁来(こうがんきたる)」となります。
二十四節気「清明」の次候である「鴻雁北(こうがんかえる)」と対になっている候です。
つばめなどの夏鳥が南へ帰るのと入れ違いに、春に北へ渡っていた雁が日本に戻ってくる頃という意味です。
毎年初めに渡ってくる雁を「初雁(はつかり)」と呼ぶそうですが、日本では割と一番最初のものに”初”をつけて呼ぶことが多いですよね(^^)
また、雁が渡ってくる頃に吹く北風のことを「雁渡し(かりわたし)」と言って、秋の季語になっているのだそうです。
こうした、縁起を重んじたり、自然で季節を感じる日本の文化って本当に素敵だと思います(*^^*)
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部
コメントを残す