パナソニック、「聞き間違えない話し方講座」のウェブサイトを無料公開

〜言葉のバリアフリー『聞き間違えない話し方講座』サイトを無料公開。聞き間違えやすい言葉と言い換え方法のコツを解説〜

パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、2017年4月21日(金)より、聞き間違えやすい言葉と、それを避ける言い換え方法や話し方のコツを解説する『聞き間違えない話し方講座』のウェブサイトを無料公開した。

■『聞き間違えない話し方講座』(無料)

『聞き間違えない話し方講座』は、2017年3月3日(金)、パナソニックが耳の日に開始した高齢者でも聞き取りやすい言葉や話し方を広める啓発活動「Talking Aid Project(*注1)」と、株式会社三省堂と共同開発した無料のデジタル辞書『聞き間違えない国語辞典』のナレッジを活用し、高齢者と関わりのあるサービス業務での聞き間違えやすい言葉とそれを避ける言い換え方法などを解説する講座となる。

今回公開する『聞き間違えない話し方講座』サイトは、パナソニックが『聞き間違えない国語辞典』を公開以降、「Talking Aid Project」に賛同いただいた企業や施設において開催した講座を元に構成している。

2017年4月上旬には、全国から幅広い年齢層が来場する東京スカイツリー(R)(運営会社:東武タワースカイツリー株式会社)のサービス向上を目的とし、誘導スタッフなど15人を対象に『聞き間違えない話し方講座』を実施、2017年3月には、航空会社「ソラシドエア」や、サービス付き高齢者向け住宅「パナソニック エイジフリーハウス」のスタッフを対象に同講座を開催、「Talking Aid Project」メンバーらによって高齢者が言葉を聞き取りにくくなるメカニズムや対処法の説明、模擬演習などが実施された。

パナソニックは、日本の接客サービスやアナウンスのあり方がすこしでも聞く人にやさしくなるよう、聞き間違えを減らし、また聞こえの問題を解決しながら、“言葉のバリアフリー”の実現を目指す活動「Talking Aid Project」に取り組んでいくと述べている。

ここで、受講者の声を紹介したい。

・お客様にはわかりやすく説明しているつもりでいましたが、お客様にとってそもそも「聞き取りにくい言葉」があることを知りました。賑やかな場所でのご案内が多いため、日頃から話し方を意識して取り組む必要があると感じました。
(東京スカイツリー スタッフ:女性)

・ご高齢の方の「聞こえ」を体験でき、よかった。1時(いちじ)と7時(しちじ)など、時間表現にも気をつけていきたいと思いました。
(東京スカイツリー スタッフ:男性)

・自分自身の聞こえ方と、高齢の方の聞こえ方が全く違うことを理解しました。機内では高齢の方も多いので、発音や音量はもちろん、座席のBとDを、左手、右手と言い換えるなど、臨機応変に説明することが大切だと感じました。
(ソラシドエア スタッフ:女性)

誰もが生活しやすい社会づくり、バリアフリー。
物理的なバリアフリーだけではなく、様々なバリアフリーの取り組みがあるなかで、言葉のバリアフリーの取り組みとして紹介させていただいた。

スマートフォンから利用できる、デジタル辞書『聞き間違えない国語辞典』(無料)も是非試してみてはいかがだろうか。

■QRコード

■【解説動画】聞く人のために、日本語をつくり直そう。『聞き間違えない国語辞典』|パナソニック

 

記事:編集部

■補足
*注1:「Talking Aid Project」とは
「Talking Aid Project」は話し手に着目し、高齢者でも聞き取りやすい言葉・話し方を広める啓発活動で、パナソニックがパナソニック補聴器株式会社と協力して推進しています。聞き違えやすい言葉の言い換えや方法を掲載した無料のデジタル辞書『聞き間違えない国語辞典』は、株式会社三省堂と共同開発しました。

*注2:対応環境:iOS 9.0以上 / Android 4.4以上
*注3:上記サイトは2018年3月2日迄の運用を予定

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