本日4月10日より七十二候で「鴻雁北(こうがんかえる)」に入ります。
冬の間、南に渡っていたツバメが日本にやってくるこの時季、逆に冬を日本で過ごした雁が北の国へ帰っていく…それが「鴻雁北」です。
”鴻雁”とは、渡り鳥の「がん」のことで、”鴻”は”ひしくい”と言って大型のがん、”雁”は小型のがんを指しているのだそうです。
また”雁”は”かり”とも読みますが、「雁帰る(かりかえる)」は春の季語にもなっています。
さらに、雁って群れで行動する鳥ですが、仲間や家族の繋がりがとても強く、この北へ帰る時季に、怪我をしたり体調不良で飛ぶことができない仲間がいると、その雁が元気になるまでみんなで残ると言われているのですって!
なんて仲間思いな鳥なんでしょう(≧∇≦)
もし今後、北へ帰る雁の群れを見ることができたときは、”みんな元気で帰れたんだね〜”と安心しちゃいそうです(*^^*)
記事提供:開運☆こよみ屋総本舗
掲載:編集部
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