ドライバーの96%が運転中の「ヒヤッと」を経験

〜運転経験が浅いドライバーほどペダルを踏み間違う傾向が強い〜

パーク24株式会社(本社:東京都千代田区、社長:西川光一)は、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」会員を対象に実施した、「運転中にヒヤッとした経験」についてのアンケート結果を発表した。

同社は、毎月9日に、クルマの運転や交通に関するアンケートの調査結果を発表している。
今回、今月の「運転中にヒヤッとした経験」についてのアンケート結果詳細を紹介しよう。

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調査結果トピックス
① 9割以上が運転中に「ヒヤッと」を経験
② 運転中のヒヤッとした経験は71%が「急な飛び出し」
③ 自身の考える運転限度年齢は、「70歳以下」とする人が6割以上
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① 9割以上が運転中にヒヤッとした経験あり

クルマを運転中にヒヤッとした経験がある人は96%。
年代、性別、居住地や運転頻度、免許取得年数による大きな違いはなく、クルマを運転したことがあれば、何かしらヒヤッとした経験をしているようである。

 

② 運転中のヒヤッとした経験は71%が「急な飛び出し」

「どんな時にヒヤッとしたか」を聞いたところ、「急な飛び出し」が71%、次いで「前のクルマの急ブレーキ」が42%となり、予測が難しい第三者の急な動きによって多くの人がヒヤッとを経験していることがわかった。
エリア別でみると、「クルマのスリップ」に地域特性が顕著に表れ、北海道が49%と半数近い人が経験しており、次いで北陸36%、北信越が32%となり、その他地域に比べ高くなっている。

免許取得年数別でみると、「ブレーキとアクセルの踏み間違い」が1年未満は21%であるのに対して、1年以上5年未満は14%に減少していることから、1年でも運転経験を積むことで操作ミスによるヒヤッとが減少していくことが分かる。
一方、5年以上の運転経験を積むと、「眠気」によるヒヤッとが3割を超えることから、運転に対する慣れや緊張感の緩みが影響していると推測できる。

 

③ 自身の考える運転限度年齢は、「70歳以下」とする人が6割以上

「自身で何歳まで運転ができると思うか」を聞いたところ、6割以上が「70歳以下」と回答。
一番多かった年齢層は「66歳~70歳」の32%、次いで「71歳~75歳」が20%、「61歳~65歳」が19%となった。
前回と比較すると、「66歳~70歳」の割合に変化はないものの、「65歳以下」が4pt増加していることから、年を重ねた際の運転に対する不安が高まってきていることが推測されるという。

回答者を年代別でみると、「71歳以上」でも運転できると回答する人が20代以下は約2割となる一方で、「60歳以上」の人は約8割となった。
性別でみると「71歳以上」でも運転できると回答する人の割合は、男性よりも女性の方が多く、世代や性別によって傾向に差が出た。
なお、警察庁のデータでは、平成28年度中の申請による65歳以上の運転免許の取り消し件数は、前年比20%増の345,313件で、その数は年々増加傾向にあるという。

「運転中にヒヤッとを経験した方の多くは、自身の運転操作によらない第三者の急な行動が原因となっている。
予想外の事態が発生した場合でも対応できるように車間距離をとったり、視野を広くしたりするなどゆとりが大切。
また、ヒヤッとの原因である「ペダルの踏み間違い」や「眠気」は重大事故につながる危険性があることから、運転の際は十分注意していただきたい」と同社は語っている。

秩父は比較的、車が生活の一部となっていることが見受けられ、運転者の年齢も幅広い。
仕事で車を使っているところも多く、それだけ、運転に”慣れ”ている人が多いと思われる。
我々編集部も、その”慣れ”がヒヤッとの原因にならぬよう、自分を過信せずに、運転の際は常にシートベルトと気を引き締めていかなければと改めて思う。

記事:編集部

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