コンビニコーヒ購入者の7割は「セブンイレブン」で購入
過去調査と比べて「ローソン」が増加傾向
今ではすっかり、コンビニ商品の顔と言えるくらいになった「コンビニコーヒー」。
皆さんはどれくらいの頻度で購入するだろうか。
この度、マイボイスコム株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:高井和久)は、5回目となる『コンビニコーヒー』に関するインターネット調査を2018年1月1日~5日に実施、10,955件の回答を集め、調査結果を発表したので、紹介しよう。
◆コンビニコーヒーの利用頻度
直近1年間にコンビニコーヒーを購入した人は、コンビニエンスストア利用者の6割、20代では5割弱と低くなっている。
週1回以上の購入者は2割強(直近1年間購入者の4割弱)、男性の比率がやや高くなっている。
◆コンビニコーヒーを購入したコンビニエンスストア
直近1年間にコンビニコーヒーを購入した人に購入店舗を聞いたところ、「セブンイレブン」が73.3%、「ローソン」「ファミリーマート」が各5割弱となった。
過去調査と比べて、「ローソン」が増加傾向とのこと。
四国では「ローソン」が6割強で1位、関東や中部では「ファミリーマート」が2位となった。
◆コンビニコーヒーの購入理由
コンビニコーヒーの購入理由は、「価格が安い」「値段の割においしい」が直近1年間購入者の4~5割、「缶コーヒーやペットボトル入りコーヒー等よりおいしい」「味が本格的」「できたてが飲める」「気軽に買える」「自動販売機のカップ入りコーヒーよりおいしい」が2~3割で上位にあがっている。
セブンイレブンのコンビニコーヒー主購入者では、「価格が安い」「味が本格的」が他の層よりやや高くなっていた。
◆コンビニコーヒー購入時の重視点
コンビニコーヒー購入時の重視点は、「味」「価格」「香り」が上位3位、以下「容量、サイズ」「コクがある」「本格的」「店舗が近くにある」が1~2割で続いている。
セブンイレブンのコンビニコーヒー主購入者では、「味」「香り」の比率が他の層よりやや高くなった。
◆コンビニコーヒーと一緒に買う食べ物
コンビニコーヒーと一緒に食べ物を購入することがある人は、直近1年間購入者の6割。
「パン類」「お菓子・スナック類」が2~3割、「コンビニドーナツ」「ホットコーナーにある商品」が各1割強となっている。
男性20代では「ホットコーナーにある商品」、女性20代では「お菓子・スナック類」が1位となった。
◆コンビニコーヒーの利用意向
コンビニコーヒーの利用意向者は48.9%。
コンビニコーヒー月1回以上の購入者では8~9割、購入中止者(直近1年間非購入者)では2割強、購入未経験者では約7%となった。
セブンイレブンのコンビニコーヒー主購入者では、「利用したい」という強い意向が5割弱と他の層より高い傾向であった。
非利用意向者は28.2%、女性20代では4割弱と他の層より高くなった。
最後に、”コンビニコーヒーの不満”についての回答者のコメントを紹介したい。
◆コンビニコーヒーの不満 (全4,683件)
・味の濃さやトッピングがアレンジできると更に良い。(男性35歳)
・その場では飲みにくく、持って帰る場合はカップのみで持ち帰りにくいことが多い。(男性36歳)
・珈琲を購入するシステムがチェーンごとに異なるので迷う。解りやすい説明を店内に表示して欲しい。(男性67歳)
・台数が少なく列ができたり、忙しいのに待たなければならない。(女性18歳)
・カフェインレスもラインナップに入れてほしい。(女性28歳)
・ローソンのコーヒーは店員さんが作るが、レジが込み合っているときは注文しづらい。セブンイレブンのように自分で入れるほうが気楽なので、結果的にセブンを利用することが多い。(女性36歳)
・マシンのボタンがどれを押したらいいかわかりにくい。(女性40歳)
・コーヒーマシンが清潔に保たれていない所が多い。(女性50歳)
当編集部では、撮影などの現場へ移動の際は車を使用することが非常に多く、その移動時間を使って車中で食事を済ませなくてはならないことも良くある。
移動は日中とは限らないため、早朝でも深夜でも開いているコンビニは大変重宝しており、食事と一緒にコンビニコーヒーを買うことも多い。
やはり”手軽に出来たて”を味わえるところが魅力だと思うが、上記アンケート結果のように”おいしさ”にも驚くばかりだ。
今でも十分だと思うが、他社との競争や消費者の様々な希望などにより、きっとこれからもコンビニコーヒーは進化していくのだろうと想像する。
記事:編集部
コメントを残す