6月から7月に開花するアジサイ。秩父地域の 美の山公園 内、東展望台下に広がるアジサイ園地ではちょうど見頃を迎えた。
この園地には、約4500株のアジサイが植えられていて、セイヨウアジサイを始め、ガクアジサイ、ベニガクアジサイ、中には野生種のコアジサイ、タマアジサイが自生している。
撮影した頃はブルーを中心とした花が多く見られ、近頃の少雨で暑さが増す中に目から涼やかさを与えてくれた。
アジサイ園地の楽しみ方は、まずは展望台から一面に広がるアジサイ園地のダイナミックな景観とその先に広がる山々をあわせて堪能することだろう。
そして、もう一つの楽しみ方は、アジサイ園地内をゆっくりと散策しながら、アジサイの魅力である豊富な種類と色をそれぞれに楽しむことだ。
園地内は足場が整備されているので、少し運動がてらに園地を歩くのも心地よくてオススメだ。
(時間帯によっては、蚊が出てくるので、予防して向かっていただきたい)
美の山公園は、秩父市と皆野町にまたがる標高581.5mの「蓑山(みのやま)」山頂 を整備した、広さ41haの県立自然公園だ。早朝には山頂の展望台から条件が合えば雲海が望めるとして、近年、『雲海スポット』としても人気がある。
早朝の雲海と満開のアジサイを合わせて楽しむのもまた、新しい楽しみ方かもしれない。(写真は雲海ではありません)
<アジサイ園地へのアクセスについて>
アクセスは、「美の山公園案内マップ」を参照いただきたい。
アジサイ園地は展望台下に広がっているため、少し分かりづらいかもしれない。
また、山頂には展望台が複数ある。第一駐車場からすぐに見える白い「入口展望台」を背にすると、「アジサイ開花中」のA4用紙サイズの札が掲示してある。その右側にウッドデッキ調の「東展望台」はある。
たどり着くと眼下に広がるアジサイ園地は見事だ。そこを目指して進んでみていただきたい。
アジサイは、色が変わることから「七変化」と呼ばれたり、花がたくさん集まって咲くことから「一家団欒」「家族の結びつき」という花言葉もあるという。
多様な顔つきをしているアジサイを見て、お気に入りのアジサイを探し、フレームに収めてみてはいかがだろうか。
記事:編集部
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