働く女性に聞いた「通勤バッグ」に求めるものは?

〜新社会人もリクルートバッグから卒業〜

働く女性の相棒ともいえる「通勤バッグについて」、株式会社フェリシモは、2017年3月にWEBアンケートを実施しその結果を発表した。(有効回答数809名)

雨の日のことや、退社後の予定など、いろいろなことを考えて選ばれる通勤バッグ。
アンケート結果のダイジェストは以下のとおりだ。

■意外と少ない通勤バッグの所有数

女性はバッグ好きなのでたくさん所有されている方が多いのでは?という予想を裏切り、通勤バッグの所有数1位は2個32%、2位は1個30%、3個が21%で3位となりました。
バッグの数をしぼって使われているようで、勤務体系や通勤手段によっても結果に大きな差異はないようでした。
また、「通勤バッグで使っているバッグの種類は?」との問いでは、トートバッグが7割弱と一番人気でした。続いてショルダーバッグが5割弱と、この2種類が通勤バッグの定番となっていることがわかりました。また最近幅広い世代に人気のリュックも3割弱と定位置を獲得しています。
このほか、コメントでは「途中で荷物が増えたりするときは、ツーウェイやスリーウェイバッグだと持ち方を随時変えられるので便利」というご意見などがありました。

■通勤バッグに求めることは「サイズ」、購入価格帯は?

通勤バッグを選ぶ際に重要視することについて聞いたところ、1位はサイズ82%、次いで形・デザイン56%、種類40%、軽量さ37%と続き、サイズが最重要視されています。
コメントでは「お弁当が入ること」「価格」「洗濯できるかどうか」「地面に置いたときに汚れないように、底に鋲(びょう)があるかどうか」などがありました。
購入価格帯については、1位は3000~5000円未満35%、2位5000~8000円未満21%、3位1000~3000円未満16%となり、約7割の方が10000円未満の予算で通勤バッグを購入されています。

■サイズや、形・デザインで重要視するポイントは?

さらに「サイズで重視すること」と「形・デザインで重視すること」を細かく聞いたところ、サイズで重視することでは、たくさん入ること63%、書類(A4サイズ)が入ること62%の回答が多く、書類などの持ち運び用途はマストだと分かります。
身長とバランスがいいこと18%から、ファッション性も大切にしたい心理がうかがえます。
そのほか、コメントでは「会社のロッカーに入るサイズかどうか」「自転車かごに入るサイズかどうか」「電車で座っているときに体の幅からはみ出ないサイズかどうか」「ノートパソコンが入るかどうか」などの意見がありました。
「形・デザインで重視すること」については、肩からかけられること71%が1位、内ポケットの充実57%がそれぞれ過半数以上を獲得し、重要な要素となっていることがわかりました。
特に、「形・デザインで重視すること」については、「スリに合わないように上部にはファスナー必須!」「定期が出しやすいこと」「中身を出し入れしやすいこと」などのコメントもあり多様な機能へのニーズがあることがわかりました。

<まとめ>
通勤バッグに求めるものは、通勤手段や働き方、人によってやはりさまざまであることがあらためてわかる結果となりました。毎日使うものだからこそ、自分なりの快適性を求め、忙しい中でもデザインも気にかける女性のおしゃれ心が見られました。

※出典:「フェリシモ モノコトづくりラボ」調べ

◇調査概要
【調査対象】全国の20代〜50代の女性809名
【調査方法】インターネット調査(FELISSIMO会員)
【調査期間】2017年3月16日~3月26日

◇調査レポート詳細はこちら


就職活動のトレードマークであるリクルートバッグは卒業して、働く女性は自身のこだわりや優先される使い勝手でバッグを選んでいるようだ。
仕事のとき、いつも共にしてくれる相棒、調査結果を参考に自分らしいバッグを探してみてはいかがだろうか。

記事:編集部

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