「防災スポーツ®」グッドデザイン賞・キッズデザイン賞、W受賞

〜“スポーツで楽しみながら防災を学ぶ”プログラムとして展開。2019年度グッドデザイン賞・第13回キッズデザイン賞とW受賞〜

株式会社シンク(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:篠田大輔 以下、シンク)が展開するスポーツを通じて楽しく学ぶ防災学習プログラム防災スポーツ®2019年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)、そして第13回キッズデザイン賞 ”子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門”とW受賞した。

■グッドデザイン賞 審査委員評価コメント
防災は大切なことでありながら、なにか難しくてめんどくさいものだとも感じられる。日々の生活には他の楽しいことが多いので、防災について学ぶための時間を積極的に確保するのは難しい。この取り組みは、防災を楽しく学ぶという点で上記の問題点を乗り越えようとしている。すでに全国で多くの実績をつくっていることから、今後も継続的に防災意識の向上に貢献していただきたい。

シンクは、

この国から
災害を無くすことは難しい。
だからこそ、もしもの時に
生き抜く力を育みたい。
スポーツにはそれができるはず

引用:BOUSAI SPORTS(HP)

を掲げ、以後の展開として、災害の多いこの日本で、スポーツとして取り組むことで子どもから大人まで防災を身近に感じ、災害に備える環境(社会)づくりを行い、もしもの時に生き抜く力を育むプログラムとして、学校・自治体の新しい防災訓練、企業・商業施設での実施、アスリート・スポーツ団体との連動等様々な形で新しい防災学習プログラムという位置付けを模索している。

シンク 代表取締役社長である篠田大輔氏は、同社ホームページにて

いつもの
習慣が
もしもの
力になる。

私は阪神・淡路大震災に被災しました。本棚が倒れ本に埋まった家族を助ける、避難所でプールの水をトイレに運ぶ、そういった体験から体力と防災に対する知識の重要性を痛感させられたことがあります。それはスポーツで育める要素。自分を守り、家族を守るために、日常からスポーツを通して災害に備える。スポーツに携わる会社として、災害の多いこの日本で、スポーツを通じて防災を自分ゴトにする「防スポ」の活動を広めていきたい。

と語っている。

「災害を無くすことは難しい」という発想から生まれたこのスポーツは、そのスポーツならではの特性である「無意識に体が動く」「日常に意識を持てる」という両軸を兼ね備えている。有事の際に「動ける」というアドバンテージは、きっと多くの人々の「大切な命」を守ることに繋がるだろう。以後も注目していきたい。

記事:編集部

■ 展示案内
受賞サービス防災スポーツ®は以下にて展示。
日程:2019年10月2日(水) – 11月2日(土) 11:00-20:00 *10/6(日)のみ休館
会場:GOOD DESIGN Marunouchi 千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F

■ プログラム監修・共同開発
NPO法人プラス・アーツ
阪神・淡路大震災をきっかけに、「防災の日常化」をテーマに掲げて活動しているNPO法人。被災者から学んだ震災の教訓をもとに、楽しみながら学べる防災イベントの企画・運営や防災教育教材の開発、防災グッズや防災備蓄品の監修など、市民目線の防災に取り組む。

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