〜 渋滞覚悟のこの期間、車のトラブルは事前に回避 〜
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)は、帰省や観光などで自動車を運転する機会が増えるお盆期間、トラブルを事前に回避するため、ドライバーへ運転前の車両点検を行うよう呼び掛けている。
昨年のお盆期間中(8月11日~21日の11日間)に実施した救援件数:8万4748件!
自動車利用が多くなるこの期間は、JAFの出動依頼も増加する。今年も多くの人出が予想される観光地や、花火大会などのイベント会場での依頼にも迅速に対応できるよう、JAFは救援態勢を強化する、としている。
また、救援依頼の内容には、車両点検により回避できるトラブルも多いため、運転前のチェックを行うよう呼び掛けている。
*渋滞に関する情報は、当サイトでもご紹介したこちら『NEXCO東日本・中日本 お盆時期の高速道路の渋滞予測と対策を発表』を参照
高速道路の救援依頼:1位「タイヤのパンク」2位「燃料切れ」
お盆期間中、利用する機会の多い高速道路でのトラブルは増加する。
昨年のお盆期間中に高速道路でJAFが実施したロードサービス救援は、全国で4510件。
故障原因別では、最も多いのが「パンク」(1610件:全体の35.7%)、次いで「燃料切れ」(494件:全体の10.95%)となっている。
クルマでお出かけ前に注意したいポイント
1、「タイヤの空気圧」は適正ですか?
(空気圧が少ないとパンク・バーストの可能性も。燃費も悪くなります。セルフのガソリンスタンドでも係員に声を掛ければチェックできます。)
2、「燃料」は十分ですか。早めの給油を。
(あると思った給油所が閉店している、あるいは営業時間外ということも。早めの給油を心掛けてください。)
そのほか注意しておきたいポイント
■渋滞時の電装品の使用を控えましょう。
(エアコンを使う夏場、渋滞中に電装品を使いすぎるとバッテリー上がりの原因に。)
■高速道路上は非常に危険です。トラブルの際は、車外の安全な場所へ
(トラブルの際は、必ずガードレールの外などの安全な場所に避難してからJAFへご依頼ください。)
<参考>JAFホームページ
「データで見るロードサービス」→http://www.jaf.or.jp/rservice/data/index.htm
「クルマ何でも質問箱」高速道路を走る前にチェックしておきたい点検ポイントとは?
→http://www.jaf.or.jp/qa/ecosafety/careful/16.htm
いよいよ11日(金)より、渋滞ピークの予測期間に突入する。
事前に点検をしておけば、トラブルを回避できた、という救援依頼内容が多いというのだから、出発前には余裕をもって、上記の注意点を確認し、心にもゆとりをもって旅路へと出発したいものだ。
記事:編集部
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