〜秩父地域では「秩父をまるごと楽しむ3施設体験チケット」として、天空のカフェ&シャインマスカットで里山を満喫(皆野町・小鹿野町・秩父市)という返礼品が登場〜
埼玉県では、ふるさと納税を活用した地域振興を推進するため、市町村と県関係機関で構成する「ふるさと納税の体験型返礼品を活用した地域振興検討会議」を運営している。その会議では、市町村の枠を越えて広域で連携し、複数市町村を周遊または滞在する体験型返礼品のコース作成を検討してきたが、このたび、魅力ある体験施設を寄附者の方に楽しんでもらうコースを設け、寄付の受付を開始するとのことだ。
体験型施設を返礼品として提供している自治体は多くあるが、県と複数の市町村が連携し体験コースを共同開発することは、自治体として全国初の取り組みとなるそうだ。また、地元にとっては何気ない日常が、他の地域の方にとっては思い出に残る特別な体験になるという発想を前提に、意外な観光素材にも焦点をあてることに注力、コース化したとのことだ。
このたび第一弾として新設された体験コースは以下の通りだ。その中に、秩父地域(皆野町、小鹿野町、秩父市)1市2町が連携したコースがある。その名は「秩父をまるごと楽しむ3施設体験チケット」(寄付金額5万円以上)だ。
【コース概要】
期間:発券日から1年間有効
・ 山間の廃校をカフェにした「天空の楽校」にて絶景を楽しみながらBBQ。お土産つき(皆野町)
・ 穏やかで、のんびりした空気に包まれた山里のゲストハウスで一泊(小鹿野町)
・ シャインマスカットなどの食べ放題(秩父市)
■詳細Webサイト
皆野町(受付は10月12日から)
秩父市(受付は10月10日から)
小鹿野町(受付は10月下旬から)
その他今回の発表で紹介されたのは以下の2コースである。
【秋のヘルシーコラボ(行田市・深谷市) 寄付金額1.5万円以上】
「瞑想ヨガと腸活プラン」+「さつまいも掘りと焼きいも」コース
実施日:平成30年11月18日(日)
・ 千二百年の歴史あるお寺でマインドフルネス瞑想ヨガ体験。腸内環境を整える「腸活ごはん」のランチつき(深谷市)
・ 無農薬・無化学肥料で育てている畑で、さつまいもの収穫&焼きいも体験。お土産つき(行田市)
■詳細Webサイト
深谷市(受付は10月下旬)
行田市(受付は10月下旬)
【畑から蔵へ 大豆の旅(小川町・川島町) 寄付金額1万円以上】
「青山在来大豆の収穫体験と醤油仕込み見学」コース
実施日:
平成30年11月25日(日)<収穫体験>
平成31年2月2日(土)<仕込蔵見学>
・ 横田農場にて、青山在来大豆の収穫体験(小川町)
・ 1789年創業の歴史ある笛木醤油(株)で仕込み蔵の見学&体験。お土産つき(川島町)
■詳細Webサイト
小川町(受付は10月10日から)
川島町(受付中)
この新しい複数市町村連携型「ふるさと納税返礼品」。今後どのような効果を生み出すのか、全国初の取り組みということでも興味深い。
記事:編集部
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